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ウニに刺された件
先日のセブで潜っている時、ウニに刺されるというアクシデントがあった。ま、「刺される」というよりは「ウニのとげが刺さった」と言う方が適切な表現かもしれない。

あれは確かマクタン島付近での1本目の出来事。
私達夫婦のグループにはもう1組の日本人夫婦がいて、ガイドと合わせて5人のグループを構成していた。 

旦那と潜降して他の夫婦が下りてくるのを待っている時、旦那が大きなとげの長いウニを発見し、私に指差しで示してきた。この時初めてそのウニを見たので、

「すごい棘だわー、でも本体は小さいから食べるとこなんて殆どないんだろうな」

なんて考えていた。

ご一緒した夫妻の奥様が下りてくるのにちょっと手間取ったようで、我等虚弱夫婦はしばしその場でマクロ観察タイムとなった。

しばらくして奥様が下りてきて、ガイド君に残圧を聞かれた。この時私は、それまで自分の体を支えていた手を岩から放したのだが、その瞬間体制を崩し、ひざの辺りに痛みが走った。

私はすぐにその痛みが、ウニの棘に刺さったことによることだと悟った。そしてあの長い棘は、体に入って折れ、取り出すことは至難の業だということを、記憶の引き出しから掘り起こしていた。(夕方のニュース番組の特集で見た、危険な磯辺の生き物集)

その場でガイドに状況を伝えて浮上すべきだろうか、それとも皆と一緒に普通に浮上するのを待つべきか…。

結構深刻な決断だが、私は後者を採った。でも決断の前に、2-3度膝を屈伸してみて、棘がウェットに擦れて痛くないか確かめてみた。とくにそういったことは無かったので、普通にフィンキックをしてグループについていった。

潜っている間、何度か「もしあのウニの棘に毒があって上がった頃には大変なことになっていたらどうしよう」と自分の決断が正しかったのか悩んだりした。でもはっきり言ってどうにかするには時間が経ち過ぎている、とどこかの時点で覚悟を決めていた。

浮上してベンチに座ってから、旦那に経緯を話した。すると旦那は「何でもっと早く言わないんだ!」とびっくりして、刺された箇所を早く見てみた方がいいと言った。私は正直「面倒だわ…」と思いながらウェットを膝まで脱いで、幹部を見てみた。そこにはプスップスッといくつかの『穴』のような物が開いていたが、特に何かが刺さっているようには見えなかった。腫れている感じも無く、色が変わったりもしていなかった。

旦那はそれを見て一安心となったようだが、私は逆にその何も無さが怖くなり、上がってきたばかりの日本人ガイドにいきさつを話した。

するとそのウニに毒は無く、体内に残った棘も溶けてなくなってしまうとのことで、特に処置の必要もないらしい。

やっと安心できた。

ところで、私は今回、自前のセミドライウェットスーツを持ち込んでそれで潜っていたのだが、このスーツでなかったらもっと穴は多かったと思う。というのも、このスーツは大半がメッシュスキンというゴムのような素材で出来ていて、その部分には棘が通らなかったからだ。たまたま膝周りのジャージ部分にあたった所の棘が皮膚まで到達したものと思われる。

メッシュスキン、保温効果に加えて外的からの防御効果もあったとは。
お勧めである。
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テーマ:ダイビング
ジャンル:スポーツ
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